日本人なら多くの方が好きなお寿司。
それがなんとプラモデルに!!
『貴方にこれが握れるか!? 1/1寿司プラモ!』
ネットでざわついている話題のプラモデルです。
まずなぜ”お寿司”を”プラモデル”にしようと思ったのか、その着眼点がすでにヤバいですが、
その内容はさらにヤバいことになっています。
製作したのは株式会社秋東精工さん。
実はプラモデルの金型を作っている会社なのですね。
その技術がたっぷりと無駄使い(?)されているのがこの「寿司プラモ」。
マジで秋東精工さんは変態!!(いい意味でですよ。)
ということでさっそく
つくってみよう!!!
まずパッケージから秀逸です。
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-14-39-043-500x280.jpg)
まさに寿司折りです。
ちゃんとお手元も付いてます。
助六とか入ってそうな、お土産でもらいそうな、
十字に結んである紐とか、酔っ払いが持ってそうな、
とにかくそれっぽい感じがよいです。
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/yopparai_businessman-500x634.png)
ただ、開けてみると中身は間違いなくプラモデル!
まずマグロ!
ツヤツヤでおいしそうですがもちろん食べられません!
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-14-57-647-500x280.jpg)
こちらはランナーから外して上下で貼り合わせます。
塗装をすると良いのですが、このままのプラの色でも十分にマグロです。
そしてメインはこちら!
なんとお寿司1貫分、364粒分のお米パーツ!!
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-16-44-781-500x280.jpg)
そう、なんとこれは
お寿司のシャリを1粒1粒組み立てていくという、
狂気のようなプラモデルだったのです!!
364粒のお米がランナーにくっ付いています!
こんな絵面は人生で見たことありません!!
これが見られるだけでもこのプラモデルを手に入れた甲斐があるというものです!!
秋東精工さんの最高技術!
これだけで芸術です!現代アートです!
このまま組み立てずに額に入れて飾っておきたい!!
でも心を鬼にして米をランナーから外していきます。
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-17-43-981-500x280.jpg)
だってお寿司も作りたいもの!
ちなみにニッパーを使わずに手で外すこともできます。
お米1粒のパーツはこんな感じ。
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-17-27-639-500x280.jpg)
ちゃんと透明感があり、ふっくらと炊き上がっています。
これだけでもおいしそうです。
お米パーツ364粒すべてをランナーから外しました。
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-18-25-120-500x280.jpg)
お米パーツが散らばるので入れ物を用意しておきましょう。
床に落ちると間違いなく普通の米粒だと思われて、スズメとか寄ってくるかもしれません。
この写真だけ見るとお行儀悪そうですが、
あくまでプラモデルの制作過程です。
お米パーツを組み立てるにはプラモデル用接着剤が必要。
特に組立説明書などはないので、
己のセンスのみで究極のお寿司を組み立てていきます!
まずマグロの裏に接着剤を塗ります。
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-19-06-477-500x280.jpg)
乾かないうちにピンセットなどを使って
お米パーツを接着していきます。
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-19-49-360-500x280.jpg)
一層接着したら、さらに接着剤を塗ってもう一層、
という感じで進めていきます。
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-20-12-315-500x280.jpg)
細かくピンセットを使うより、大まかにお米パーツを付けて
後で全体の形を整えるようにしたほうが
お米のランダム感が出ていいような気がします。
お米パーツも364粒ありますが、すべて使う必要はありません。
シャリの大きさもお好みで。
己とお寿司との対話の時間です。
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-20-45-975-500x280.jpg)
そしてお寿司プラモ完成!!
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-20-58-258-500x280.jpg)
組み立て時間約30分。
こんなに1つのお寿司とただただ向き合った時間があったでしょうか。
いやー、お寿司を1貫作るのがこんなに大変だったとは・・・。
でもその甲斐あって自分好みの
完璧なお寿司が完成しました!
![](https://kowasekeishin.com/wp-content/uploads/2021/05/bandicam-2021-05-19-12-21-11-596-500x280.jpg)
これなら銀座の高級すし店に出しても恥ずかしくないレベル!!
あっ、ちなみにさび抜きです。。
こちらはレビュー動画全編。
「米」という字を分解すると「八十八」になります。
それから派生して、
お米ができるまでには88回もの手間がかかるとよく言われますが、
このお寿司プラモは364もの手間がかかります。
いや、1粒に88の手間がかかるのなら、
88×364で32,032もの手間が!!!
とか訳の分からないことを言うとりますが、
お寿司、そしてお米のありがたさが分かるプラモデルだということです。
お米は大切に!!
サーモンもあります。
そのうちシリーズ化しそうです・・。
ちなみに同じ秋東精工さんから、
餃子プラモも出ています。
いよいよ秋東精工さんはヤバい会社では・・・
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