いきなりYoutubeからメールが来ました
僕は現在、マジシャンSaggyとパズル王のYoutubeチャンネルを運営、収益化しているのですが、
先日Youtubeからこんなメールが届きました。
届いた人は他にもいるはず。
米国外のYoutuberも源泉徴収される
簡単に言うと、
『米国外のYoutuberの収益のうち、
米国のユーザーから発生した収益に対して源泉徴収されることになりました。
そして、その調査のために税務情報を提出してください。』
とのこと。
さらに、
『その税務情報を2021年5月31日までに提出しないと、
全収益に対して24％の税金が引かれますよ。』
と続いています。
Youtubeで動画をＵＰしたことのある全ての人に送られているのかは分かりませんが、
少なくとも収益化している人にはこの連絡は届いているはず。
日本のクリエイターであっても、米国内の視聴者が見ている可能性もあるし、
米国に住んでいる日本人が見ても対象になりますからね。
何よりクリエイターはYoutubeのプラットフォームをお借りしているわけですから、
逆らうわけにはいきません。
でも、今回いきなり『Youtube収益の税務情報を提出してください。』
と言われてもどうしたらいいのか分からなくてドキドキしますよね。
しかも期限内に送らないとさらに課税されるなんてイヤだ！！
Youtubeへの税務情報の提出方法
ということで色々調べてみたところ、昨今の給付金申請のような煩わしさは全くなく、
簡単にできました。
しかも日本人クリエイターの場合、
ちゃんと情報を送れば税率は0％になるようです。
文面には『数週間以内に、AdSenseでの税務情報の提出についてご案内メールが届きます。』
と記載されていますが、
メール自体を見逃したり提出自体忘れてしまったりする可能性もあるので、
思い立ったらすぐに終わらせてしまったほうが良いでしょう。
なので今回、
このYoutubeの税務情報の提出方法について
解説をしたいと思います。
Youtubeからこのメールが届いた方は参考にしてください。
①まずはGoogle AdSenseにログイン。
ログインするとすでに『税務情報を管理』が出ている場合は
そちらをクリックして②に進んでください。
出ていない場合は、左の『お支払い』をクリック。
【設定】の『設定を管理する』をクリック。
【アメリカ合衆国の税務情報】の『財務情報の管理』から②に進みます。
②税務情報の入力
各項目に入力していきます。
※入力例は日本で個人で活動しているYoutubeクリエイターとしてです。
その他(例えば企業など)の場合は各項目の入力をそれぞれで変更してください。
最後の『納税申告用紙タイプを選択』は、上のW-8ＢENを選択。
【納税者番号】
W-8BEN入力フォームに進むとさらに個人情報の記入欄があります。
『個人名』は英語表記で書きましょう。
『国籍』は日本を選択。
その下の『外国のTIN』は何のことかわかりませんね。
”外国の”は米国に対してという意味、”TIN”は納税者番号のこと、
つまり”あなたの納税者番号”なのですが、これつまりマイナンバーのことです。
なのでこの欄にはマイナンバーを書けばOKです。
マイナンバーを記入すれば税率が0％に。
【住所】
さらに住所を入力するのですが、
こちらも国と都道府県の選択以外はすべて英語表記で。
ローマ字でOKですが、もし分からない場合は
こちらのサイトで変換可能↓
住所を英語表記に簡単変換！
【租税条約】
日本は米国との租税条約の適用のある国なので、
『はい』を選んで日本を選択しましょう。
【特別な料率や条件】
さらに各項目にチェックを入れ、税率『0％』を選択。
【納税証明】
『戸籍上の姓名』を記入、もちろん英語表記。
本人にチェックを入れ、次へ。
【米国内で行っている活動とサービス、および宣誓供述書】
上は『いいえ』とチェック。
そして下はYoutube収益を受け取ったことがあれば
『過去にお支払いを受け取ったことがある～』のほうを選択。
その下の項目にチェックを入れます。
そしてこれですべて完了。後は送信を押します。
完了画面が出ます。
住所など確認しておきましょう。
もし間違いがあれば、右上の『新しいフォームを送信』で変更可能です。
ひとまずこれで、余分な税金を支払う必要はなくなったと思います。
収益を減らしたくない人は、ぜひ参考にして入力してみてくださいね。
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