この世界にはさまざまな知的パズルが存在します。
素晴らしいパズルたちを紹介していきます。
超有名スライドパズル
15パズル
1マス分のピースを取り外し、残りのピースを上下左右にスライドさせてバラバラにします。
それを元の並びに戻すのが目的のパズル。
15パズル、15ゲーム、スライドパズルなど様々な呼び方があります。
写真のものは4×4ですが、3×3や5×5、
数字ではなくてイラストのものなど、
バリエーションもたくさんあります。
それくらい有名なパズルだということですね。
誰でも一度は遊んだことがある15パズルですが、
意外と難しいパズルでもあります。
特に終盤になると難易度が上がって解けなかった、なんて経験もあるのでは?
なので今回は
この15パズルの解き方を解説します!
完成形は左上から1~15の順。
バラバラに混ぜてスタート。
左からパーツを埋めていくと、右隅の1パーツを埋めるのがまず難関です。
例えば左1~3まで埋めて、右隅の4が入らない場合、
まず正しく入る位置の下に4を移動させます。
そしてその2個左、この場合は2の下にスペースを空けます。
2を下に移動。
3とその右のパーツを一緒に左へ移動。
4を上へ移動。
パーツを移動させて3と4の間にスペースを空けます。
空いたスペースを使って2と3を元の位置に戻します。
これで右隅の4が入りました。
これを応用するなどして、
上2段までそろえていきます。
下2段が残ったら、そろえる順番を変えます。
下2段は、縦2個づつ入れていきます。
この場合9と13をまず入れて、
次は10と14という順番。
まず9を入れてその下に13を入れますが、
入らない場合は13を9の右下に。
そして13の右にスペースを空けます。
13とその左のパーツを右へ移動、
空いたスペースへ9を下げます。
空いたスペースへパーツを移動させて、
9と13の間を空けます。
13を左へ移動させて9とくっつけます。
パーツを移動させて9の上を空けます。
9と13を正しい位置に移動させます。
このまま下2段を左から入れていくと
15パズルが完成します。
そろえ方が分からない場合は参考にしてください。
ちなみにこの15パズルには有名なエピソードがあります。
1878年にアメリカのパズル作家サム・ロイドが、
「15パズルで、14と15 を入れ替えた状態を元に戻す」という問題に
1,000ドルの賞金をかけて出題しました。
これによって15パズルは有名になったんですね。
たくさんの挑戦者がいましたが、
誰一人この問題を解くことができませんでした。
実はこの状態からスライドだけで元に戻すのは不可能なんですね。
15パズルは
一度パーツをすべて外してからバラバラに入れなおすと、
1/2の確率でこの状態になってそろえられなくなるので注意しましょう。
なので遊ぶときは、
必ず一度ゴールの状態にしてからスライドさせて混ぜるようにしましょう。
15パズルの動画はこちら。
超有名な15パズルにチャレンジしてみては?
こちらも15パズルのバリエーションですが、
数字が48まであります!
15パズルの問題を出したサム・ロイドはその他のパズルをたくさん考案しています。
『えっ?このパズルもサム・ロイド?』なんて発見もあるかもしれませんよ。
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