いくら食べても減らないチョコレートがあったらいいですよね。
そんな願いをかなえてくれる?かもしれないのが
『無限チョコレート』です。
まず板チョコレートをいくつかのピースに割ります。
その中の1ピースを取り除いてしまいます。
面積は1ピース分減るはずなのに、
残りのピースを組み合わせると元の形にもどってしまいます。
『無限チョコレート』とは、
twitterやYoutubeなどに存在するこういったコンテンツの名称です。
いやー、本当にチョコレートが無限に食べられるならいいですよね。
でも、本当に無限に食べられるチョコレートがあるわけがありません。
パズルなのか?
マジックなのか?
いったいどうなっているのでしょうか?
面積消失パズル
この『無限チョコレート』は、
実は古くからある『面積消失パズル』(図形消失パズルとも)が元になっています。
例えば下のような直角三角形があります。
縦は5マス、横は13マスの中に納まっています。
5個のピースに分かれていて、
その中から赤い1ピースを取り除きます。
1マス分は面積が減っているはずなのですが、
残り4ピースを組み替えると・・
なんと最初と同じ大きさに??
不思議ですがこれはパズルなんです。
実際には斜めの線が直線ではありません。
画面にまっすぐなものを当ててみると分かりますが、
上は斜辺が真ん中で少し盛り上がっていて、
下では斜辺が少しへこんでいます。
錯覚によって面積が変わっていないように見えるのですね。
実際に作ってみるとよく分かります。
チョコレートは本当は減っている?
この『面積消失パズル』を応用したのが『無限チョコレート』なのですが、
では実際にチョコレートは減っているのでしょうか?
下の動画を見てください。
そうなんです。
実は減っているんですね。(当たり前か。)
チョコの1ピース分の面積が大きかったり2ピース以上だと、
残りを組み合わせて元と同じようにしても、
やはりどこかで無理をしているところが目立ちます。
特に板チョコはチョコのマス目で、
ズレている部分がどうしても目立ってしまいます。
そうか、
やっぱり『無限チョコレート』は”パズル”だったんですね。
でもやっぱり『無限チョコレート』?
では改めて『無限チョコレート』を見てみましょう。
これとか↓
これとか↓
これとか↓
??????
減っていませんね???
ズレている部分が無い??
”パズル”じゃないの?
はい、そうなんです。
実は『無限チョコレート』の多くは
”マジック”なんです!!
『面積消失パズル』を元にしつつ、
本当に減っていないように見えます。
そこには間違いなく何かのトリックがあるのですね。
でも一見”パズル”なのか”マジック”なのか分からない曖昧さがあります。
それによっていろいろな見方があって
いわゆる”バズっている”コンテンツになっているんでしょう。
『無限チョコレート』の種明かし
『無限チョコレート』がマジックだとしたら
そこには”タネ”があります。
えっ、知りたい?
実は『無限チョコレート』のタネは・・・・
教えません!!!
すみません。
いろいろな人がUPしていますし、コンテンツによってトリックが違ったりもしますので、
そういう不思議なものとしてお楽しみください。
とはいえ気になりますよね。
なので今回は特別に、
最後の『無限チョコレート』の動画だけ種明かしをしちゃいますよ!
実は何を隠そう、この動画をUPしたのは僕なんです。
自分のYoutubeなので、種明かししてもOK。
この動画へ今まで1000件以上のコメントをいただいていますが、
今のところ正解は誰もいません!!!
(ちなみにこの動画のコメント欄めちゃめちゃ面白いので、
ぜひYoutubeに飛んで見てください。)
ということで、最後に種明かし。
実はこの『無限チョコレート』は・・・
マジックグッズです!!!!
はい、この『ミニ・マジックチョコレート』を買えば
誰でもできるんです。というオチでした。
とはいえ、このタイプのマジックでは他に類を見ないトリックで
非常によくできています。
どうしてもやり方を知りたい人は買ってみてください。↓
結局のところやっぱりチョコレートは無限ではありませんでした。
でも、虫歯になったり太ったりするかもしれないので、
有限くらいの方がちょうどいいですね。
こちらも同じタイプのマジックができます↓
パズル好きならこちらもどうぞ↓
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