この世界にはさまざまな知的パズルが存在します。
僕が所有する素晴らしいパズルたちを紹介していきます。
世界最古の知恵の輪?
九連環(チャイニーズ・リング)
九連環は紀元前の中国からあるとされ、世界最古の知恵の輪ともいわれています。
その名の通り9個の輪が連なっていて、
そこに細長い輪のパーツが入っています。
外すとこのような状態に。
ただ、九連環は解くのにも世界最難レベルの手数がかかります。
輪の数は9個の他にも4~8個などもあるのですが、
7個や5個のように奇数のものが多いようです。
1つの輪を通すのを1手として、
輪の数がn個(奇数)の場合の手数を求める公式は
(2n+1 − 1)/3手。
ちなみにnが偶数の場合は
(2n+1 − 2)/3手となります。
つまり輪が9個の場合、外すのに341手もかかります。
実際にやるとこんな感じ↓
手数が多いうえに、注意していないと途中でどこまで進んでいるのか分からなくなります。
それくらい解くのが難しい知恵の輪ですが、
江戸時代には日本にも渡ってきて、
誰も解けなかったのを平賀源内が解いたというエピソードもあるようです。
さすが発明家ですね。
あの三国志の諸葛孔明が奥さんの暇つぶしにつくってあげたのが
九連環の起源という話もあるそうです。
ただこれだと紀元前ではないのでちょっと怪しいですが、
それくらい古くから存在しているという証拠でしょう。
数は少ないですが、11連環や13連環、さらにそれ以上の輪が付いたものもあるようです。
解くまでの手数は考えずに見つけたら即買っておきましょう。
まずは基本(?)の9個から。
この九連環は、このブログでもいくつか紹介している『かつのう』シリーズでも発売されています。
しかも音符のデザインにアレンジされて。
歴史がある知恵の輪とはいえ、アレンジされているのを見たことがありませんでした。
しかも音符が九連環と見事に調和していますね。
現代版九連環としてすばらしいです。
最古の知恵の輪にチャレンジしてみては?
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