ルービックキューブは世界で3億5000個以上も販売されている、
おそらく世界一有名なパズルではないでしょうか。
今回はそのルービックキューブの歴史について、少し書いてみたいと思います。
日本では1980年に発売され、たちまち大ブームを巻き起こしたルービックキューブ。
2020年で40周年を迎えました。
この立方体のパズルの誕生は、1974年に遡ります。
ルービックキューブの誕生
生みの親は、ハンガリーの建築学の教授であったエルノー・ルービック氏です。
ルービック氏が発案したので
【ルービックキューブ(Rubik’s Cube)】という名前が付いたのですね。
ルービックキューブは元々はパズルではなく、
当時の教え子に3次元幾何学を説明するために考案した
木製の立方体が原型になっています。
これは現行のルービックキューブのパッケージにも記載されています。
中央上の写真がその木製の模型ですね。
こちらはエルノー・ルービック氏がルービックキューブをどうやって生み出したのか、
その経緯を語る映像です。
ルービック氏は1944年生まれ、動画の段階で73歳です。
やがてルービック氏は、
それぞれの面にカラーを塗り回転する仕組みを設けたところ、
非常に難しいパズルになることを発見しました。
これがルービックキューブの始まりです。
やがてルービックキューブは驚異的な大ヒットのパズルになったのです。
ルービックキューブの種類
ルービックキューブが発売されて40年以上。
その間に、ベーシックな3×3のルービックキューブから派生し、
様々なタイプのパズルが開発されました。
2×2や4×4、立方体ではないものなど、本当にたくさんの種類があり、
世界中に愛好家がたくさんいます。
何を隠そう、僕も20種類以上のキューブパズルを持っています。
難易度もそれぞれですが、
機会があれば様々なキューブで遊んでみてはいかがでしょうか?
スピードキューブの大会
現在、ルービックキューブを6面そろえる速さを競う大会が
世界中で開催されています。
詳しい説明をする前に、
まずは僕が普通に3×3のキューブをそろえる動画を見てください。
この時は約38秒。
約4年前の動画なので今はもっと速いです。
では大会でこの速度はどのくらいの順位になると思いますか?
はっきり言って、
まったく上位になんか入れません!!!
というか、むしろ下のほうです!!
【スピードキューブ】と呼ばれ、
販売当初は1分で解ければ速いとされていた時代から、
今や世界記録はなんと数秒でそろえてしまうのです。
動画は2018年の3×3の最速記録4.22秒の動画。
2020年の段階で、3×3の世界最速記録は更新されて3.47秒となっています。
どの大会でも、10秒以内のタイムでなければ優勝などできません。
みんな速すぎですね!!
さらに大会では3×3以外にも2×2や4×4,目隠しや片手の競技など、
様々な部門が行われています。
日本での公式の大会は現在、
一般社団法人スピードキュービングジャパンが運営しています。
サイトで大会の日時なども確認できるので、
興味があれば見学など行ってみてはいかがでしょうか?
すごい世界が広がっていますよ。
ルービックキューブの世界はこのように様々に発展して
今に至ります。
ぜひそんな背景を感じながら
ルービックキューブを遊んでみましょう!
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