競技用キューブの選び方

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gan365 ルービックキューブ
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前回の記事で競技用のキューブについて少し解説しました。


実際にショップのサイトやAmazonなどで検索すると・・

3×3だけでもたくさんの種類があるのですね。

ヨシオ
ヨシオ

いったい何が違うの??

予備知識もない方からしたらこう思うでしょう。



ある程度のレベルになってくると、

この中から自分に合ったキューブを探し出せるのですが、

今回はキューブ初心者向けに、これらのキューブの違いや選び方について

より詳しく解説をしていこうと思います。


ぜひ選ぶ参考にしてくださいね。




ステッカーレス

まずはこちらのキューブを見てみましょう。

FAVNIC マジックキューブ 



こちらのキューブ、一般的なルービックキューブと

明らかに違う部分がありますよね?

どこか分かりますか?

ヨシオ
ヨシオ

うーん、これシールじゃないよね?

そうです。よくあるタイプだと

プラスチックの素体の表面に6色のシールを貼ってありますよね。

ルービックキューブ


でもこれは、表面にシールが貼っているのではなく、

そもそものプラスチックの色で6面の色を表現しているのです。

このタイプをステッカーレス(Stickerless)と呼びます。



もちろんシールタイプのものもあるのですが、

競技でこのタイプも多くの選手が使っていますね。


ではどちらがいいかというと、初心者なら好みで選んでも問題ありません。


しいて違いを言えば、シールはずっと使っていると貼りなおす必要が出てくるので

ステッカーレスはそれをする必要がありません。


あと個人的には、色が見やすいという理由もあってステッカーレスを使っているのですが、

それも個人差があるかもしれませんね。

シールがあるかないかで表面の触り心地も若干違うでしょうから、

それも触ってみて好きなほうで、という選び方でも構わないでしょう。



競技ではどちらも問題なく使えますので、

初心者なら、友人から『えっ、何そのキューブ?』と注目されたいからステッカーレス、

という選び方でもOKですよ。






価格帯

上で紹介したキューブは1,000円でしたね。


そして例えばこのキューブ。

QiYi Magic Cube 価格は2,000円ほど。

QiYiは競技用キューブで有名なメーカーです。


価格に関しても様々あります。

3×3なら価格帯は500円~高いものでは10,000円近いものも。


価格によって何が違うのでしょうか?


まずは大体500円~2,000円ほどの価格帯について。

現在、メガハウス製のいわゆる”ルービックキューブ”は約2,000円。



それと同じか安いくらいですが、

玩具としてのルービックキューブに比べれば十分にスムーズに速く回ります。

初心者はまずこの価格帯のキューブで競技用の感覚をつかんでも良いでしょう。




最初のうちは落としたりするかもしれませんし、

練習でキューブを酷使することも考えられますので、

迷ったらまずこの価格帯のキューブを手に入れて

たっぷり練習しておきましょう。




それと、キューブによって、あるいはメーカーによって

回し心地などにそれぞれの特徴があるので、

まずは気になったものを購入してみて、それとは違うものをもう一つ購入してみて

比べてみるのもオススメです。

この価格帯ならいくつか購入してもそれほどの料金にはなりませんからね。


例えば同じメーカーなら同じような回し心地になりますので、

一つ気に入ったものがあれば、それと同じメーカーで探してみると良いですよ。

慣れてきたら自分と相性の合うキューブを見つけてみましょう。





ではそれより上(~約10,000円)の価格帯のキューブは、

いったい何が違うのでしょうか?




マグネット内臓キューブ

例えばこのキューブ、GAN 356 XSの価格は

約6,000円です。


GANも有名なメーカーですね。

でも競技用のキューブとはいえ、どれもほぼ同じ体積のプラスチックの塊です。

なのでそれだけなら、価格の違いはそれほどないはず。

では一体何が違うのでしょう?


実は2,000円以上の競技用のキューブには、

ほとんどの場合内部構造にマグネットが組み込まれています。


磁力のアシストがあることにより、

キューブをより速く正確に回すことができるようになったのです




さらにキューブによっては内蔵マグネットの強さを変更できたり、

その他の要素についても競技者に合わせたカスタマイズができるものが販売されるようになりました。


そして現在0.1秒を争うスピードキューブの世界では、

このようなキューブが主流になっています


つまり高価格帯のキューブは、完全に上級者向けだということです。


上記のGAN 356 XSはマグネットの強さを3段階、さらにその他の調整とも合わせて

合計72通りものカスタマイズができるキューブです。




ただ、マグネット内臓のキューブは今やスタンダード。

カスタマイズ機能のないものなら低価格帯でもありますので、

まずはこのようなキューブを使って、

自分の手で磁力アシストを体験してみましょう。

はっきり言えば、磁力アシストのスムーズさを知ると、

普通のキューブは使えなくなります。






さらに様々な機能がついてキューブも現れました。


例えばこちらのGAN356 i2。価格はなんと17,000円!!


スマートキューブと呼ばれ、

アプリによってスマートフォンと連携することが可能です。

タイムの測定、ソルブの解析が可能、オンラインで他のユーザーとの対戦ができるなど、

様々な機能を使うことができます。




さすがにここまでの機能は初心者には持て余してしまうものだと思いますので、

ある程度慣れてきてからこのようなキューブを購入してみると良いでしょう。
 



今回解説したのは競技用のキューブについての一部ですが、

初心者の方のキューブ選びの参考になればと思います。


ぜひ素敵なキューブと出会ってくださいね。





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